2017年03月08日

【 家庭の味 】母の死で思い出したもの

3月1日娘の高校卒業式を迎える朝。

夜中に電話が鳴った。

夜中に電話がなるということは、
単なるイタズラ電話か、それとも・・・・

その嫌な予感が的中した。
夜中に義理の父から義母の死を知らせる電話がかかってきた。

娘の卒業式を終えてから
なるべく早く母へ会いに行くことを告げて電話を切った。

sunrise flower
sunrise flower / bjimmy934



ここ数年肺炎を患わし、喉の筋肉も衰え口から物を食べられなくなった母は
痩せ細り本当に小さくなっていたのに、
布団で寝ていた母はそれ以上に小さく感じた。

通夜・告別式と済ませようやく落ち着いた。

身体は通夜でのろうそく番を担当していたため徹夜をし
中年には徹夜が堪えるとあらためて実感。

それでもそんな場所で姉や嫁と話す僕の母の思い出は「食べ物」だった。

僕は義理の母の作る料理がとても美味しかったのだ。
はじめて振舞われる料理もあり、
僕の実家では出たことのない料理ばかりで
「こんな美味しい食べ物があるんだ!」と驚きの連続だった。

とくに正月に嫁の実家へいくと「ヒレカツ」が出てきてそのお肉の美味しいこと!
「煮物」も美味しくいつも楽しみだった。

嫁もそんな母からレシピを教わり「嫁の実家のおふくろの味」が食卓に上ることが多い。

思い出は色々とあり話は尽きないが、僕の場合やはり「味」は記憶にしっかりと残っている。

20年以上前は他人だったのに、嫁と結婚して母になり「家族になっていたんだな」
とこの歳になって気づいたのだ。

それにしても人を送るのは本当に辛い・・・

僕が子供たちに残せるものと言ったらやはり僕も「味」をあげて欲しいな。

「父さんの作ったパスタがうまかった」と

DNAを継承するだけではなく、家庭の味の継承。
そんなんもあって良いんじゃないかと母の味を思い出して思うのだ。




posted by kage_laidback at 10:09| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | nichijyo | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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