2012年10月09日

ヒグマと人のクロスロード

最近知床に行くといたるところに
「エサやりがクマを殺す」

といった知床財団のメッセージが見られる。
それは一本のソーセージを観光客から与えられ、
それからというもの車を見るたびに出てきて人に慣れるクマ。
そのクマが市街地まで入り込み最後は射殺されてしまう。

そんな話は絵本にもなっていて「ヌプとカナ」といった絵本にもなっている。

それにしても僕はどうしてこんなにもヒグマに引き寄せられるのであろう・・・・

前回ヒグマにあったあの場所

一度出会えたらまた出会えるかもしれない・・・

まるで駅で見かけた一目惚れした女の子を捜すように
僕はその場所に再びいた。

そしてカムイはすぐに姿を見せた

IMGP7354

ちょうど近くにいた知床財団の人。
この場所はカメラを構えた多くの人たちで賑わう。
まさにヒグマと人のクロスロードなのだ。

人がいるのを知っているのに悠々と僕の目の前で川を渡る。

それを見た財団の人は追い払いを行う。

IMGP7363s.jpg

カメラマンにとっては貴重な被写体なのに・・・それは仕方がないことなのだ。

僕も仕方がないことと分かっている・・・
見るからに若いヒグマだ。好奇心旺盛で人を怖がらない。

そのあと森に消えたヒグマが再び反対側からあらわれた。

IMGP7408s.jpg

今度はゆっくりと道路の真ん中で何か匂いを嗅ぎながら悠々としている。
犬の7倍の嗅覚だ。こちらに人がいるのは知っている。その距離30メートル。

ヒグマは距離を保っていればなんでもないと聞くがやはり怖い。

前回と違ってこんなにもジックリとヒグマを観察したのははじめてだ。

そして映像を・・・・



PatagoniaのBLOGで新谷暁生さんがヒグマについて書いている。
http://www.thecleanestline.jp/2012/10/in-shiretoko.html

まさにこれが現在の知床のヒグマの状況なのだろう。

ヒグマと人のクロスロードの知床。

これからその付き合い方について
考えていかなければならない時期に再び来ているように感じる。




posted by kage_laidback at 22:02| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | Camera | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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