この本を読み終えたとき、涙が自然と溢れてきたのは
作者が命を愛し、命を殺し、命を頂いてきたからだと思う。
それはどんな命であれ運命を持って生きていること。

羆は子を育て子孫繁栄のために、犬は生きるために主人に忠誠を誓い行動し、人間は生きるために追っている獲物を狩る。
この本はタイトルの「熊撃ち」という狩猟の物語だけではなく、
生きるための愛が描かれているのだ。
そして僕がもっとこの物語にノメリコンダ理由は
羆撃ちの描かれている舞台が僕の住む近所の場所だったということだ。
それからその場所は僕がお気に入りの風景に思っていた場所だったという理由もあった。
その場所とは標津町古多糠。

武佐岳が見え、斜里岳が見え、知床の山々が見える。そして秋には忠類川・薫別川にカラフト鱒がのぼり、
冬の海は流氷で真っ白に覆い尽くされる場所だ。
まさに「羆撃ち」の世界。ぜひ興味のある人は読んで欲しい。
作者の久保氏について触れると、昔HBCで放送された
「大草原の少女 みゆきちゃん」のお父さんだ。
聞くところによると、久保氏はまだ標津で牧場をやっていて
みゆきちゃんは馬を飼っているという。
この「羆撃ち」という本を読み、ぜひ「大草原の少女 みゆきちゃん」のビデオを見て欲しい。
「生きる」ということとは、「子供を育てる」ということはと改めて考えさせられる内容になっている。
こんな世界に住んでみたい・・・沸々と心の奥底で叫んでいる声が聞こえてくる。
「大草原の少女 みゆきちゃん」については、また今度のエントリーにでも・・・
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羆撃ち
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